卒論の表記例

ここでは、卒論の表記例を紹介しています。
しかし、あくまで一例にすぎませんので、学生の皆さんは専門演習担当教員のアドバイスを優先して下さい。

00 はじめに

用紙はA4サイズとすること。
ワープロで作成する場合は、横書で1ページ40字×25行(1,000字)で20枚程度、 手書きの場合は、市販のA4版横書き原稿用紙(400字詰)で50枚(2万字)程度とします。

01 表  紙

表紙

本学指定の表紙をつけ、ひもで綴じること。
左綴じにするので、左側に10mmの綴じしろをおくこと。
また、市販用紙を使う場合でも、左綴じ用の用紙を使うこと。

02 要  約

表紙

論文全体の要約を400字以内にまとめる。
自分の主張したいことを簡潔に書く。

03 目  次

表紙

「序論」には、卒論で何をどのように取り上げ論じるのか、あるいは取り上げるテーマについてどのような見解や研究があり、自分とはどのように異なるか、等について書く(なくても良い)。

04 本  文(その1)

表紙

章・節・項・・・ごとにインデント(字下げ)を入れ、各項目ごとに頭をそろえて分かりやすくまとめる。

《脚注・引用・参照》
該当箇所に小さく添え字をし(分類が分かるようにする)、欄外又は巻末にまとめて詳細を記載する。
→ 脚注引用・参照

05 本  文(その2)

表紙

論文内では、図(絵や文字)・表(データなど)は区別せず、一括して図表として表記する。
論文全体を通して図表ごとに通し番号を付け、表題(見出し)を付ける。
【例】図表1-1:○○○○ 図表1-2:○○○○

注1:図表が掲載されていた本などの原著や原資料の場所(ページ数など)を「出所」として明示すること。図表はコピーでもよい。

注2:写真の場合も同様に通し番号を付けて、必要に応じて脚注を付ける。
【例】写真1-1:○○○○ 写真1-2:○○○○
なお、自分で撮影したような場合は「出所」は不要。

06 結  論

表紙

研究成果をまとめ、結論として主張したいことを書く。
未解決の問題や今後さらに研究を続けるといいと 思うようなことがあれば書く。
序論がない場合でも、これはあった方が良い。

07 脚  注

表紙

本文中に添え字で示した該当箇所の論理や用語の説明を詳しく書く。

08 引 用・参 照

表紙

論文の中で特定箇所について引用したり、参照した文献(資料等を含む)があれば該当箇所を添え字で示し、その文献の説明を一覧表的に書く。

09 参  考  文  献

表紙

論文作成上、全体として参考にした文献をまとめて一覧表的に書く。
引用文献や参照文献がない場合は、参考文献だけになる。

10 感  想

表紙

論文を作成してみて感じたこと等を400字以内にまとめて書く。
論文作成にあたり、世話になったり教えをいただいた官庁や企業や団体等があれば、それを記録するためにここに書く。
お世話になったお礼の文章(謝辞)を付けても良い。